ひとりごと ピラティス

運動のススメ

運動が好きな人はもう運動しています。
運動不足と感じている方は、そのほとんどが運動キライな人です。
運動キライでも運動しなくちゃいけないと思っている方も多いです。
運動好きで運動している方もその多くがカラダの不調に悩んでいます。太っていなければ運動しなくてもいいと思っている人も多いです。
体重が軽ければ、細ければ、健康だ、美しいと思っている人も多いです。
汗をいっぱいかくことが、いいことだとがむしゃらに運動をしている方も見かけます。
やせるために食事を抜いたりサプリメントでなんとかしようとする人がいかに多いか。

 

なぜ、運動したほうがいいのかなぁ~

と考えてみました。

【運動のメリット】

■カラダは骨・筋肉(骨格筋)で形作られていますが、しっかりした構造のために筋肉の強化をする。
風ですぐに壊れる家よりも、どんな劣悪な環境でも潰れない家に棲みたいですよね。
いい姿勢もこの構造があってこそです。

 

■人はカラダを動かして、さまざまなことを実現しようとします。
関節で動くことが可能になりますが、その動きの練習で、スムーズな動きが可能となります。
車の運転も偶然できるのではなくて、方法を知り、その訓練を受けますよね。
知らない動きはできないのです。例えば、歩くことさえも。。

骨量の増加~骨粗鬆症の予防。
骨にカルシウムを蓄えるためには、体重をかけたり、負荷をかけるなど ’適度なストレス’ が必要なのです。

 

筋量の増加~筋肉量が多いと骨を保護します。
また、筋肉は体内で一番 ’熱’ を作り出しています。(続いて肝臓、腎臓なのだそうな・・・)
体温上がると健康にいい話は最近よく聞きますよね!
ついでに、’血’ をつくっているのは 骨髄 (骨の中にあります)。

血流の増加~心筋梗塞など虚血性心疾患の減少。
カラダを動かすことで、血液の流れを促進することは心臓の働きを助けます。
また、肩凝り、腰痛など、長時間同じ姿勢をとることで血行不良からくるといわれる代表的な不調も緩和します。

 

基礎代謝の低下防止~寝ていても、脳や心臓や臓器などカラダはすべてはたらいています。生命活動のレベルが上がるとカラダは快適です。

 

体力の増加持久力、柔軟性、バランス
やりたい事が問題なく継続してできる。疲れ知らず♪
つまずかない、転ばない、転んでも軽症ですむ。
いまや高齢者だけではなく、子どもや若者にも及んでいるロコモティブ症候群(運動機能の低下)の問題を解決するには運動するしかないのです。

 

■激しい運動や長時間にわたる運動は、身体にダメージを与え免疫力を低下させますが、逆に、適度な運動は免疫力を高めることにつながります。特に反応するのは、 NK細胞(*1)だといわれています。
継続した運動習慣を持つ人の安静時のNK細胞活性は標準より高いようです。これは1回の運動ではデメリットをもたらす運動条件でも、習慣化することによってより大きな免疫能力を獲得します。
(*1)NK細胞(ナチュラルキラー細胞)
NK細胞とは、免疫細胞の1つで、ウイルス感染細胞や腫瘍細胞(がん細胞)などの異常細胞に対して作用します。

 

■加齢により筋肉が萎縮・衰退していくのは避けられませんが、 運動して筋肉を鍛えることにより、老化の速度を遅らせることができます。

 

心肺機能の向上~血液を全身に循環させる心機能、酸素を取り入れ二酸化炭素を排出する肺機能。階段を上がったら、ゼーゼーハーハー息が切れそうになったりするのは、この機能が低下していること。これを予防するには、普段から、ゼーゼーハーハーの状態で訓練することしかないのだそうです。有酸素運動が特にオススメですね。

 

新陳代謝の促進~基礎代謝に関係ありますが、古い細胞がなくなり、新しい細胞が生まれることが新陳代謝。お肌も奇麗になることでしょう。

 

肥満(メタボリックシンドローム)予防、改善~運動により消費エネルギーが増加します。溜めてしまった体脂肪を燃焼するには、食事と組み合わせて行なうと効果的です。

 

自律神経のバランスを整える~体験した方は分かりますが、軽い運動をするとスッキリします。
なぜスッキリするかは、まだ立証されていない部分も多いようですが、
リズミカルな動きやゆっくりとした呼吸をすること、そしゃく運動は、脳内の神経物質の一種であるセロトニン分泌を促すと言われています。
このセロトニンが不足するとうつや不眠を引き起こすといわれますし、イライラする物質ノルアドレナリンが増えるのだそうです。

 

 

さく~っと挙げてみてもこんなに。
運動と申しましても、ミスアライメントのままの運動や行き過ぎた運動は、かえってバランスを崩したり、ケガをしたり、不調を招くこともありますので、
あくまでも、

正しく、適度な運動

ということがオススメです。
適度というのは、運動を始めるにあたって個体差(個人差)があるので、その見極めが大切です。

ピラティス

いまさらながらオススメでございマッスル。
ワタシはピラティスで生まれ変わったと言っても過言ではありません。

(※ピラティスはさまざまなスタイルがあり、感じ方はひとそれぞれです。
あくまで、ワタシ自身が感じたことです。)