YAMUNA カラダ・健康など ひとりごと ピラティス 変化

いつまでも動けるカラダに

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LAS ALAS に訪れる方の目的(GOAL)はそれぞれ。

脚を細くしたい、顔やカラダの見た目をよくしたい、
浮腫を改善したい、
生理痛、頭痛、腰痛や肩こりなどのカラダの不調を改善したい。
運動会で早く走りたい。もっと動きをよくしたい、ゴルフやテニスなどスポーツのパフォーマンスを上げたい。
疲れを取りたい。
姿勢を良くして若々しくいたい。

そういえば、ピラティスの動き自体に興味がある方って少ないのですよね。。
(ロールアップやティーザーができるようになりたいとかね〜)

さて、『ロコモティブシンドローム(運動器症候群)』をご存じの方も多いと思います。
筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、もしくは複数に障害が起き、歩行や日常生活に何らかの障害をきたしている状態のこと。

骨や筋肉の量のピークは20~30代といわれています。
骨や筋肉は適度な運動で刺激を与え、適切な栄養を摂ることで、強く丈夫に維持されます。
筋肉、骨と同様に軟骨や椎間板にも適正な運動負荷(私はよく軽いストレスと表現しています)が必要です。ただし、過度なスポーツや過体重によって「負担をかけられすぎる」と、軟骨や椎間板は逆に傷んでしまうことになります。
また、やせすぎると筋肉や骨は弱くなってしまいます。
肥満もやせすぎもよくありません。

弱った骨や筋肉では、40代・50代(30代でもいます)で身体の衰えを感じやすくなり、60代以降、思うように動けない身体になってしまう可能性があります。
この年齢というのは、あくまで目安。

 

世の中には人類の知性によって作られたもので溢れています。
車やエスカレーター、洗濯機、掃除機、コンピューター、コンビニエンスストア、ネットショッピング…その他多くのもの。
それを使うことによって時間の短縮、労力の軽減を実現しましたが、人間の身体を使わなくなってしまいました。
そして、簡単に食べ物が手に入ることから過食、または、栄養のバランスが悪く必要な栄養素が摂れずに栄養失調も多いのです。

赤ちゃんがハイハイから転びながら立ち上がってヨチヨチ歩ける様に、
ある日突然、動けなくなるのではなく、少しづつ動けなくなっているのです。
赤ちゃんと違って年を重ねたカラダはみずみずしさを失い、関節や軟骨の状態がよくありません。この状態から元の健康な状態にするには、栄養状態も含め並々ならぬ努力が必要なのです。

やみくもに動くのではなく、カラダにできるだけ負担をかけずに動けるような指導を考えながら行なっています。

いつまでも動けるカラダを手に入れましょう。

 

 

画像は89歳・女性の様子です。
この夏の暑さで、出歩くのが億劫になり、急激に体力がなくなり、家族の方から相談を受け、週3回30分程度のケアとトレーニングを開始しました。

立ち上がるのも寝返りうつのも手助けが必要、
両足で何もつかまらずに1、2秒立つのがやっとでした。
「は〜、死による、死による(死にかけているの意味)」が口癖。
2年前まではお店に出て接客をなさっていたそう。
その後は、毎日散歩をなさっていたそうですが、この夏の暑さで外に出なくなり、気がつくと動けなくなったのだそうです。

最初は、座った状態でのヤムナ・フット・フィットネスを行ないました。
すぐに足が軽くなったとおっしゃって、浮腫みが軽減していました。
3回目には足取りもしっかりとしてきました。
4回目にはヤムナ・ボールを使って呼吸の練習を
5回目には下腿の筋膜リリースを
6回目には片足で膝の屈伸を6回づつ
7回目にはスクワットを10回、ピラティスのペルビックリフトを7回(画像参照)
きついかな〜と思ったら、「気持ちいい〜」とおっしゃるのです。
「まだまだ先は長いからね〜」
!!!!!(@□@)

8回目はお腹の調子が悪いとのことで、足底のリリーステクニックを
夜眠れないとのことでしたが、ぐっすり眠っていらっしゃいました。

瞳がキラキラして気持ちも前向きになっていく様子。
ほんのちょっとのきっかけから変化します。
ヒトのカラダはホントに神秘(神のみぞ知る)です。

やる気スイッチ を押すのが私の役目なのだな。と感じています。

 

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