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Resilience~しなやかな強さを求めて

ピラティスやYAMUNA(R)でカラダの調子がよくなった経験からそれを広めたくて『ピラティス』『YAMUNA(R)』のテクニックを学んだのですが、カラダの調子が良くなったのはそれぞれのメソッドが ”カラダの仕組みに合っていた” からなのだと理解してからは ’カラダの仕組み’ を理解することに傾倒していったのです。その ’しくみ’ に多大な影響を及ぼす’筋膜’や’結合組織’の繋がりを体系化した理論の一つが ’アナトミートレイン’ です。
提唱者のトーマス=マイヤース(愛称:トム)の書籍はいまや世界各国で翻訳されていて、ケガや病気の治療やアスリートやパフォーマーたちの身体操作の向上に役立っています。

昨年からATSI(アナトミートレインストラクチュラルインテグレーション)の資格取得に向け認定コースを受講しています。
世界的に大流行中のCOVIT19(新型コロナウィルス)の感染予防の観点から予定されていた実技のコースは開催されずインターネット回線を利用しweb会議システムでアメリカと東京と各地を結んだ講座が6日間の朝と夜に分けて12回に開催されました。

Part1(Structural Essentials Short Courses)のうち
足・脚~歩行(Arches & Legs)の3日間
腹部、胸部&呼吸(Abdomen, Chest & Breath)の3日間

スライドを閲覧しながら理論を学び、webカメラでボディリーディングを学びます。
部分部分を見るのは全体に結び付けるためのパーツに過ぎませんしゴール(目的)ではありませんが、全体はパーツ(部分)の集まりなのです。
ポイントを学び グループに分かれて実際に’見る’練習。

運よく?私はトム先生直々にチェックしていただくことができました。
足ではかなりお褒めいただきましたが、まだまだと自分で思っているところもちゃんと指摘してくださって新たな目標となりました。
生きる活動の原点である呼吸のクラスでは、もっと吐けるといいけどね。手放すことができるよ。。と。宮本先生のお話とかなりシンクロニシティな部分が多くて腑に落ちる。

【Resillience(レジリエンス)】 弾力性とか反発する力。復元力、回復力。
もともとは物理学の言葉のようです、近年では心理学の用語としても耳にするようになりました。ポキッと折れることなく復元する力。

筋膜や結合組織にはその機能があり、質が良いと動きをスムーズにし、パフォーマンスを上げ、ストレスに負けないしなやかなカラダを維持してくれます。
筋膜リリースという言葉も最近では目にしたり耳にしたりするようになりましたが、ゆるゆるなパンツのゴムは役に立たないのと同じで適度な弾性が求められます。硬すぎるときつく、緩すぎると弱い。ちょうどよいバランスでいるとなんと快適なのでしょう。

今回のトム先生のメッセージは人生の深みともいうか身に沁みました。
目指せ! らくちんなカラダ!!!

また新たな旅を歩み始めています。
寄り道多いけどまた楽し。。
より深く、より高く。。

まさかこのATSIを受講できるようになるとは。

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『カラダとココロの追究』に私を誘ったきっかけは11年前に遡る。

トム先生が日本に来日したのが11年前。
私といえばエクササイズの指導はすでに行っていました。
筋膜リリースを手技で行うワークショップに参加しました。当時の参加者は理学療法士やカイロプラクティックなど現に手技を行っている方ばかりで運動指導者はほぼいませんでした。
’ボディリーディング’ と呼んでいる骨格の整列や動きを読み取り、そこから問題の場所に手を入れて調整する。問題の場所だけ’点’を見るのではなく’線’でとらえる。(松本清張みたい・・・?)
トム先生の話が面白いのはもちろんですが、アナトミートレイン(筋膜の繋がり)を感じながら手技を行うとカラダがどんどん楽になるし姿勢は変わる。
途中トム先生は私のある箇所(しかもテーマとは全く違う箇所)を一瞬触れたのですが、その時から私の腰痛が完全に無くなったのです。
どこか触って解れれば楽になりますが、鍵となる一撃で変えられるのはその見抜く力があればこそ。

私はその 見抜く力をつけたい と思うようになりました。
ピラティスの師匠マリ=ジョゼも、YAMUNA(R)の創始者ヤムナ・ゼイクしかり、東洋医学講座でお世話になっている宮本先生しかり。

テクニックは違えどその人の問題点を本人が気づいていないところに気づいています。

私が目指すところはカラダや動きの快適さを導くお手伝いができたらいいな。。というところ。カラダもココロも人それぞれですからいろんなオプションを増やしたい。カラダのGO TOキャンペーンは一生続きます。

一つの山を違う角度から見なさい

これは、最初のピラティスの先生アンディが資格コースの時に私たちに言った言葉。

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<モニターのお願い>
このATSIのボディリーディングのモデルを募集しています。

今回のテーマ<足部、脚部、腹部、胸部>を確認させていただきます。
・男性は上半身裸、女性はスポーツブラやセパレートの水着など、下半身はショートパンツなど
・画像を撮影します(静止画、動画)
 *原則私の理解のために撮影させてください。
 *公開可能な方はよりありがたいです。(顔はできるだけ映らないようにします)
・ボディリーディングが主です。
・大体30分~60分くらいお時間をいただきます。セッションに加える場合はそのセッションの前後に行う場合があります。


上記の条件に賛同いただきご協力いただける方ご連絡をおまちしています。