NEWS ひとりごと

10年経ちました。〜これも通過点

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ピラティスを始めて12年が過ぎ、インストラクターの資格を取得して指導をはじめて10年が経ちました。

 

大学を卒業して、さまざまな職種を経験したOL時代。

金融、通信、印刷デザイン、コンサルティング、パソコンインストラクター、コンピュータシステム開発・販売などなど。。どれも楽しみながら仕事をしていました。

しかし、ある程度勤めると何かしら私が本当にしたいことではなかったのでしょうか、魅力を感じられなくなって転職してしまいました。

仕事を変えても辞めなかったのがスポーツジム通い。

15年程続けました。気がつくと腰痛を感じていて、椅子に腰掛けることができない、眠れないという不調を抱えていました。カラダの歪みを指摘されるも、自覚症状がなく、それが腰痛と関係があることすら理解できませんでした。

運動をすれば健康になれる、やせる、美しくなれると信じていましたが、腰痛は’歳のせい’と片付けられてがまんするしかないのか、、と諦めていました。
当時ピラティスはインターネットでも明確に紹介されたものがなく、’セレブが行うエクササイズ’ と紹介されていました。

しかし、セレブはお金はあってもムダなものに自分自身の身を投じて時間とお金はかけないもの。必要なもの、究極なもの、特別なものに違いない。 とさほどお金もなかったのですが、やってみたいと興味本位ではじめました。

その頃の仕事はコンサルティング業やコンピュータシステムの会社で企画を担当。介護業界のシステムの仕事で介護保険のことや介護業界のことを調べていくうちに老いていく母親の姿が想像でき、いつしか自分自身の何年か先の話だと感じ、たまたま腰痛になったのではなく、カラダが機能しなくなっていく序章なのだと思うようになりました。病気や身体能力低下や認知症などの予防として運動(ピラティス)が良いのではないかと漠然と感じたのでした。

 

スタジオから歩いて3分の場所に引っ越しをしできる限りレッスンを受けました。スポーツクラブ等でがむしゃらに運動するのとは違い、少人数で的確に細かく動きをチェックされることで少しずつカラダの使い方が変わっていきました。

進む高齢化は、いずれ健康保険や介護保険、年金の財源は枯渇していく。予防医学が必要となっていくことを予感した私はピラティスを広めたいと思うようになりました。まずは、会社の同僚や医療・介護業界で働く人たちに。

しかし、ピラティスが他の運動と何が違うのか、どういうメリットがあるのかを説明することができなくて指導者の資格を取ろうと決意しました。なかなか指導者を目指す方の人数が集まらず2年が経ったとき養成コースを受講することができましたが、両立は難しく、会社を辞めることに。

突然の収入の途絶えに不安はありましたが、ピラティスや人のカラダや動きを学ぶ楽しさの方が勝りました。

’これは一生モノ!!’

どんな習い事よりも充実感がありました。

介護業界をリサーチしていたお陰で病院の電子カルテのコンピュータシステムに関わる仕事を紹介してもらうことができました。医療用語、解剖学、傷病名や症状・治療法、検査機器などなんとなく慣れ親しむことができ、

健康とは、、

生きるとは、、

という当たり前と思っていたことがとても有り難いことで尊いと思うようになり、人生観が変わっていきました。

ピラティスのインストラクターの仕事も『福岡の小さな小さなピラティススタジオ』として活動をはじめ、さまざまな方とのセッションを行いました。

膝、腰、頸椎のトラブルはもちろん、機能障害がある方、人工関節の方、病後のリハビリ、ロコモティブ症候群、動くことが困難な方など人それぞれで、難題もありました。あちこちでワークショップなどに参加して勉強し、試行錯誤しながら自分自身のトレーニングも継続してきました。

YAMUNA®も漠然と取り組んでいましたが、セッションを行う程にその即効性、効果を感じ、いつしか興味は ’人のカラダ’ へとシフトしています。人のカラダの可能性は果てしないと魅力を感じるようになりました。GYROTONIC®トレーナーの資格は私の中でのとりあえずの目標でした。

少しずつ勉強してきたことは繋がってきて点が線に線が蜘蛛の巣のように網状になり、編み目が密になって面になって、いまはそれが立体的なものになってきたように感じます。

’クライアントをいろんな角度から観る’

そのチカラをつけたいとあれこれ学んでいます。

 

スタジオも二度移転をし、メンバーの方には心配や迷惑をおかけしていることもあろうかと思いますが、いまできることを一生懸命やっていくこと、それだけ。

いまは、さらなる他の整体の勉強もはじめました。

 

10年前、私がピラティスを通じて学んできたことが一般の方にも周知されてきました。医療界も研究が進み、運動もグループからパーソナルで個別に行うようになり、当初予測していた予防医学の時代も現実のものに。運動の必要性もいまは積極的に唱えられるようになってきました。
子どももオトナも高齢者も、アスリートも身障者も同じ。
いまはリオオリンピックの真っ最中。

団塊の世代の高齢化も進むことで高齢者へ、東京オリンピックに向けてアスリートへ、ますます運動についてカラダについて質を求められる時代です。

できるだけ若いうちに、ケガをする前に、知っておいて欲しいこと。

今後も自身のカラダに向き合っていく方のお手伝いができたらなぁと思います。

できるだけ早く、よりよい状態へ

私らしく、あなたらしく、

 

一緒に考えながら時間を共有したいですね♡

 

これからもよろしく!

 

 

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