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カラダは一つのものですから。〜オステオパシーとジャイロトニックの融合

ボディーワークに魅了されてさまざまな角度からカラダを見たり、感覚を楽しんだりしていますが、今回待ちにまったワークショップに参加しました。

 

GYROTONIC® PRINCIPLES IN THE CONTEXT OF OSTEOPATHY 

– オステオパシーとジャイロトニックの”イイ^^関係”

 

ジャイロトニック・スペシャライズドマスタートレーナーであるSilvia Frosali 先生の講座です。

オステオパシー理論の原理原則に基づきその考え方をジャイロトニックのエクササイズに当てはめる。

ジャイロトニックだけでなく、ピラティスやYAMUNA®エクササイズを行うと動けるようになるのはモチロンのこと、カラダが楽に、気持ちよくなって、中には眠くなったりして、あくびがでたり、お腹が空いたり、便秘が解消したり、、歩くのが早くなったり、お仕事がサクサクできるようになったりするのを体験していらっしゃる方も多いはず。

どうして?

運動やカラダのメンテナンスをすると連鎖反応が起こる。

その理由は ‘なんとなく’ (偶然)ではなくて、実は ’ごく当たり前’(必然)のことだったりするのです。

 

オステオパシーという言葉もご存じない方もいらっしゃるかしら。
オステオパシーは直訳すると’整骨療法’ になるようです。
しかし、’骨’だけではなく全身の機能障害を改善するために骨格、筋肉、軟骨、神経、リンパ、血管、内臓、頭蓋骨をすべて検査し身体の中のどこに健康を害する問題があるのかを診断し治療していくことを目標にしているので、手技一つ一つではなく、考え方(哲学とか理論)だと私は理解しています。

アメリカではオステオパシーを学ぶためには医療従事者の資格がまず必要で学ぶべきことがあまりにも多岐に亘るため経験と知識が必要です。
日本では特別な免許が要らないのでオステオパシーの治療を標榜した治療院もちらほらあります。中には一日で民間レベルで行うワークショップもたくさんあり、それを受けて仕事にしている方もたくさんるようで、私としては興味があってもなかなか足を踏み入れることができずにいました。

 

『大きな柱となる4つの考え方』
● 身体は一つの単位(ユニット)である。
一人の人間とは、身体、心、及び精神の単位である。
●身体は自己調節、自己治療、健康維持能力を持つ。
●構造と機能は相互に関与し合っている。
●合理的な治療は身体の調和、自己調節、及び構造と機能の相互関係の基礎的原理に基づいている。

※日本オステオパシープロフェッショナル協会のホームページを引用

その柱を元にさまざまな手法がうまれているのではないでしょうか。

 

今回のワークショップでは私も特に気になっている頭蓋仙骨療法(クレニオセイクラルセラピー)的観点からのカラダの見方についてが興味深かった。

今後のセッションに参考になる内容盛りだくさんでして、早くみなさんにお伝えしたいです♡

 

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ペアになって手技を行いました。
注目していたところでしたが、ペアになった方にじっくりと丁寧にやっていただいたらかなり手応えがありました。
翌日のことです。
いつもなんとなくイマイチな右半身。
カラダの調子がすこぶる良くて、気分もすっきりしていて、カラダの繋がりをしっかりと感じて歩いていました。
4年ほど前に眩しくて目が開けられない、両眼で焦点を結べないという目の不調を感じていました。もっと以前は眼瞼下垂して眠そうな目をしていたり、白内障とも診断を受けていました。
YAMUNA®フェイス・セーバーや眼筋のトレーニング、目のケアを行うことで問題は解消してきていましたが、今回目についてまったく何もしていないのに両眼で焦点を結ぶことができています。
なんと気分が良いことでしょう!!!
文字が楽に読める。 そんなこと不調になった人にしか分かりませんね。もしかしたら、’見ること’ がうまくできなくて頭痛やめまいが起こったり、イライラしやすかったりしているのかも、、

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先ず目に見える問題点(姿勢の悪さや動き方の制限)は機能(働きやそこにある内臓機能など)にも影響があるはず。
それを見抜くことで、あらゆる歯車が噛み合いさまざまなパフォーマンス(動く、チカラが出る、消化してエネルギーを創り出すなど)を生み出す。
既にそんなことを考えながらセッションを行っていたけれど、より的確にスマートにできることを目指したい。
ワークショップの楽しみは自分の未知のものを提供してくれること、いままで気づかなかったこと見逃していたことにスポットを当てて更なるヒントを与えてくれることです。
そう、あくまでヒント。
答えはそのヒト(クライアント)それぞれの中にある。

病気や症状を見るのではなく、そのヒトを見る。
私が興味を持っているのは ’ヒト’ なんだな。
あなたらしく

わたしらしく

’ヒト’らしく

 

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講師のシルビア先生。
小さいけどパワフル!

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上の画像は、
『内臓の気持ちになって〜!』
とのリクエストに対してのリアクションです。
素敵すぎる人たち。